サイエンス
自宅でできるRFケアで、ハリのある肌へ:その仕組みを解説
リフトアップを支えるテクノロジー。そして、コントロールされたほんの少しの温もりが、なぜ鍵となるのか。
RF(ラジオ波)は、長年にわたりクリニックでの肌引き締めの定番として活用されてきました。それがいまや、ご自宅で使えるワンドとして登場しています。その仕組みは、ぜひ知っておきたいところです。RFが肌の内側で何をしているのか、研究で何が裏付けられているのか、そして自宅で安全に使うためのポイントをご紹介します。
RF(ラジオ波)は肌に何をもたらすのか
RFは熱で働きかけますが、その熱は的確で、狙うべき場所に届きます。エネルギーは肌の表面を守りながら真皮(より深い層)に届き、その深部をじんわり温めます。美容皮膚科におけるRFのレビュー論文では、そのメカニズムがシンプルに説明されています。真皮が温められるとコラーゲンがすぐに収縮し、その後の数週間で体が新しいコラーゲンを生み出します。これこそが、ハリと引き締まり感のある肌を生む仕組みです(Bonjorno et al., 2020)。
RFは2段階でハリをもたらします。コラーゲンが収縮してすぐに感じる引き締め、そして新しいコラーゲンが生まれるにつれて訪れる、ゆるやかな再生です。
カギを握る温度
効果のポイントは、真皮を適切な温度まで温めることにあります。肌の引き締めに関する臨床文献では、肌表面にダメージを与えることなくコラーゲンの収縮を促すには、真皮をおよそ60〜70°Cに温めることが示されています。Eternasの24K Gold RF Wandは、55〜70°Cの作動温度域で肌を温めるよう設計されています。効果を引き出すのに十分な温かさでありながら、心地よく使える温度にコントロールされています。
現実的に期待できること
正直にお伝えしたいポイントが2つあります。1つ目は、RFは段階的に働くということ。コラーゲンの再生には数週間かかるため、単発の使用よりも継続的なケアが大切です。2つ目は、ご自宅用のワンドはクリニックの機器よりもやさしい設計であること。劇的な変化を狙うというより、安定したメンテナンスとサポートとお考えください。定期的に使えば、ご自宅でできるハリケア技術のなかでも、エビデンスに裏付けられた選択肢のひとつです。
RFワンドを安全に使うには
エネルギーが均一に心地よく伝わるよう導電性ジェルをたっぷり塗り、ワンドをゆっくり円を描くように動かし続けてください。同じ場所にとどまらないことが大切です。1回のケアは短時間で、温かく感じる程度が目安。熱いと感じることはありません。傷のある肌には使用しないでください。また、ペースメーカーなどの植込み型電子機器をお使いの方、妊娠中の方、特定の持病がある方は、事前に医師にご相談ください。
よくあるご質問
自宅でのRF(ラジオ波)ケアは、本当に効果がありますか?
真皮を温めてコラーゲンの収縮と新しいコラーゲンの生成を促すというメカニズムは、臨床文献でも詳しく説明されています。ご自宅用の機器はよりやさしい設計のため、違いを生むのは継続です。
RFは自宅で安全に使えますか?
はい。ジェルを使い、ワンドを動かし続けながら、使用方法に沿ってお使いいただければ問題ありません。妊娠中の方、植込み型電子機器をお使いの方、傷のある肌へのご使用はお控えください。ご不明な場合は医師にご相談ください。
RFワンドはどのくらいの頻度で使うべきですか?
製品のガイドに従ってください。目安は、週に数回の短時間のケアを、数週間かけて習慣にしていく方法です。
RFは痛みがありますか?
心地よい温かさで、痛みはありません。熱く感じる場合は、動かすスピードが遅すぎるか、設定が高すぎる可能性があります。
- Bonjorno AR, et al. Radiofrequency therapy in esthetic dermatology: a review of clinical evidence. J Cosmet Dermatol, 2020. PubMed






































